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Duoの会「美唄市男女共同参画推進協議会」

記事ID:0001356 更新日:2024年1月17日更新
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Duoの会(男女共同参画推進協議会)

「男女共同参画推進協議会」とは、市民主体で構成されている団体で、平成15年度から令和5年度までの20年間、美唄市と一緒に啓発活動をしていました。

※「Duo(デュオ)」とは、イタリア語で「二重唱」、「二重奏」を意味する言葉で、会の名前は、市と市民団体が協力し合って、啓発を続けることをイメージして付けられました。

 

Duoの会の活動終了にあたって

美唄市男女共同参画推進協議会(通称Duoの会)は、平成15年に男女共同 参画の推進を通して、すべての人の尊厳・人権の尊重と、誰もが自分らし く、生き生きと暮らせる社会づくりを目的に設立し活動してまいりました が、令和5年度をもって解散することといたしました。

Duoの会設立当時、私は美唄市議会議員として活動しており、昭和62年に 市議会議員に就任してから、「男女共同参画に関する計画を策定しましょ う」と提言し続け、長い歳月を要しましたが、平成15年に「美唄市男女共 同参画計画」を市に策定していただいたことが、とても鮮明に思い出され ます。 あの時代はまだ女性議員は珍しく、国の男女共同参画白書においても 「日本でも女性が政治や行政分野へ果敢にチャレンジし、それを支援して いくさまざまなレベルでの取り組みが行われ、女性の参画のスピードアッ プが図られるように」と掲げられる世の中でした。 労働分野においては、仕事と家事・育児を両立させる法律や制度の充実 も含めた環境条件の整備の必要性、家庭生活においては、日本は固定的性 別役割分担意識が依然として根強く存在していることに言及し、仕事と子 育ての両立支援策等の推進とともに、性別役割分担に縛られることなく、 男女が仕事にも家庭生活にもバランスよく参画できる社会づくりが求めら れていました。 現在は、職業観・家庭観も大きく変化し、若い世代の理想とする生き方 も変わってきており、「令和モデル」と言われる自分らしく生きること、理想とする生き方や働き方で、”全ての人が希望に応じて家庭でも仕事で も活躍できる社会の実現”が謳われています。 人生が多様化する中で、男女共同参画推進の最終的な目標はジェンダー (社会的に作られた性別)にかかわらず、誰もが自由に自分の人生を設計 できることこそが、全ての人の活躍にもつながるものと思っております。

今、私自身のまわりを見ても、Duoの会設立時に比べ、社会で活躍する女性、家事や育児に積極的に携わる男性の姿を多く目にするようになったと 感じております。令和6年3月31日をもってDuoの会は解散いたしますが、こ の20年間にわたる協議会の活動から社会の変化を感じ取ることができましたのも、ひとえに皆さまのご支援、ご協力があってこその成果と思っております。

最後になりますが、長年にわたりご支援いただきました 皆様に心よりお礼申し上げます。

                              初代会長 根賀 松子

 

Duoの会会報​

 

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