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男女共同参画社会・ジェンダー平等社会の取り組み
男女共同参画社会って?
男女が、お互いに尊重しながら、性別による制約を受けずに自分の意思で、いろいろな分野に参加や活動ができ、個性と能力を発揮できることを「男女共同参画」といい、「男女共同参画社会」とは、男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野の活動に参画する機会が確保され、男女が等しく、政治的、経済的、社会的、文化的な利益を享受することができる社会のことをいいます。
ジェンダー平等って?
「ジェンダー」とは、生物学的な性とは違い、社会の中で作られた性別のことを指します。
例えば、「家事や育児は女性がするもの」「仕事は男性がするもの」といった、「女らしさ」「男らしさ」という文化的に作られた意識のことをいいます。
「ジェンダー平等」とは、一人ひとりが、性別にかかわらず、平等に責任や権利や機会などを分かちあい、あらゆる物事を一緒に決めることができることを意味しています。
まだまだ、「男だから」「女だから」といった固定観念による決めつけや押しつけなどがあり、これらの意識をなくしていくことがジェンダー平等に繋がります。
どのような取り組みが必要か
すべての人の人権が尊重されること
すべての人が、性別等にかかわらず個人として尊重され、あらゆる暴力及び差別的な扱いを受けることがないこと。
個性や能力を十分に発揮できる環境整備
すべての人が、性別等にかかわらず、 その個性及び能力を十分に発揮することができる環境が整備されること。
あらゆる分野へ参画する機会の確保
すべての人が、社会の対等な構成員として、あらゆる分野における活動方針の立案及び決定に平等に参画する機会が確保されること。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツの理解・尊重
リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、1994年にカイロで開催された国際人口開発会議において提唱された概念で、日本では一般に「性と生殖に関する健康」と訳されます。
リプロダクティブ・ヘルスとは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、心身ともに健康で自分らしく生きられることです。
リプロダクティブ・ライツとは、自分の身体に関することを自分自身で決められる権利のことです。
すべての人が、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを理解し、互いに尊重するとともに、対等な関係のもとで、生涯にわたり健康な生活を営むことができること。
ワーク・ライフ・バランスの実現
すべての人が、性別に関係なくワーク・ライフ・バランスを実現できること。
性別による固定的な役割分担の見直し
家事、育児、介護をはじめとする家庭生活及び職場、学校、地域をはじめとする社会における生活に存在する性別による固定的な役割分担等を反映した社会制度または慣行を見直すこと。
学校教育・社会教育の場での取り組み
学校教育、社会教育の場において、生涯を通して、男女共同参画社会の形成及びジェンダー平等の推進に向けた取組みが行われること。
相談窓口について
市では、配偶者や交際相手からの暴力等に悩む方からの相談をお受けしています。「これってDVかな?」「暴力を振るわれている」「今すぐパートナーから逃げたい」といった配偶者や恋人同士でのDVでお悩みの方は、下記までご相談ください。
男性被害者の相談窓口もあります
北海道の配偶者暴力相談支援センター
※DV被害男性は、下記の電話でも相談できます。
011-661-3210【月~金9時00分~17時00分(祝日・年末年始を除く)】
このほか、性犯罪被害相談電話や厚生労働省のDV相談(女性支援ポータルサイト「あなたのミカタ」)など、以下の相談窓口一覧にまとめていますので、ご活用ください。
こちらから → 相談窓口一覧