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介護サービス事業所を選ぶポイントと、介護サービス利用料が高額となった場合のお知らせ
記事ID:0001690
更新日:2021年8月1日更新
サービス利用
事業者を選ぶときには
介護保険では、利用者が事業者を選択してサービスを利用します。快適に介護を受けるためには、よりよい事業者を選ぶことが大切です。
よりよい事業者を選ぶために
- 住んでいる地域にどのような事業者があるのか、きちんと情報収集をしましょう。近所の人の評判を聞いたり、施設を見学に行ったりするのもよいでしょう。
- 「いつ、どのようなサービスを利用したいのか」をきちんとまとめておきましょう。
- 介護の方法や金額について書かれた「重要事項説明書」を事業者からもらいましょう。
- 質問や疑問に対してわかりやすく、きちんと答えてくれる事業者を選びましょう。
契約するときに確認したいこと
- サービスの内容
利用者の状況にあったサービスの内容や回数か。 - 契約期間
在宅サービスは要介護認定の有効期間に合わせた契約期間となってるか。 - 利用者負担金
利用者負担の額や交通費の要否などが明記されているか。 - 利用者からの解約
利用者からの解約が認められている場合、その手続きが明記されているか。 - 損害賠償
サービス提供によって利用者が損害を与えられた場合の賠償義務が明記されているか。 - 秘密保持
利用者やその家族に関する秘密や個人情報が保持されるようになっているか。
利用者と事業者とのトラブルの多くは、説明不足や理解不足が原因となっています。また「説明を聞いてもよくわからないから」などとすべてお任せしてしまったり、事業者に対しての遠慮から、自分の希望をきちんと言えずにいる利用者も多いようです。サービスの利用は事業者と利用者との「契約」です。サービスの内容については、十分確認するようにしましょう。
負担が高額になったときには
1か月の間に支払った利用者負担の合計額が高額になり、下記の上限額を超えた場合には、申請により超えた分が「高額介護サービス費」としてあとから支給されます。同じ世帯内にサービス利用者が複数いる場合は、世帯の合計額となります。
※(個人)とは、介護サービスを利用したご本人の負担の上限額を指します。
(世帯)とは、住民基本台帳上の世帯員で、介護サービスを利用した方全員の負担の合計上限額を指します。
※高額介護サービス費等支給申請書 に「領収証」をそえて、市に提出してください。
高額介護サービス費の対象とならないもの
- 特定福祉用具購入費または住宅改修費の自己負担分
- 食費、居住費、日常生活費など、介護保険の給付対象外の利用者負担
- 支給限度額を超える利用者負担