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申告不要なのに市・道民税(住民税)が高くなった
記事ID:0006483
更新日:2022年5月26日更新
質問:去年まで毎年確定申告に来ていたが、知り合いから、年金収入400万円以下で、それ以外の所得が20万円以下の場合は確定申告の必要はないと聞いたため、今年は申告に行かなかった。すると、市・道民税の納税通知書が以前よりも高い金額で届いた。申告不要と言われていたのにどうしてか?
回答:ご質問の内容にもあるとおり、平成23年分の確定申告から、公的年金等の収入金額が400万円以下で、かつ、公的年金等に係る雑所得以外の各種の所得金額が20万円以下である場合には、確定申告は必要ありません。しかし、所得税及び復興特別所得税の確定申告が必要ない場合であっても、所得税及び復興特別所得税の還付を受けるためには、確定申告をする必要があります。また、市・道民税が課税になる方は、医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、寡婦控除またはひとり親控除、障害者控除、扶養控除などの申告がないと、控除前の状況で課税するため、高い金額で納税通知書が届くおそれがあります。市・道民税申告の手続きに必要なものは確定申告の時と変わりありません。