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プラスチック製容器包装ごみの品質検査について
プラスチック製容器包装ごみの品質検査が実施されました。
市では、回収したプラマークがついたプラスチックごみ(資源ごみ)(財)日本容器包装リサイクル協会を通しリサイクルをしており、年に1回、同協会による品質検査が行われます。
品質検査は、引き渡しをしている美唄市のプラスチックごみを抽出して、適正な分別率が95%以上、または90%以上かつ前年度より2%以上改善している場合に、(財)日本容器包装リサイクル協会から美唄市に拠出金が支払われます。
プラスチックごみは、今年度は日本製鉄(株)室蘭製鐵所にて、炭化水素油、コークス、コークス炉ガスにリサイクルされています。
廃プラスチック再利用(コークス炉燃料) [その他のファイル/377KB]
今年度の検査結果は、昨年度より約9ポイント上がり分別率約95%でした。
また依然として汚れが付着している袋やトレー、プラマークのないフリーザーバッグやシップ薬のフィルムや、危険品であるカミソリの替え刃の混入がありました。
分別率が低い場合は、引き取りを拒否される可能性があります。また、美唄市リサイクルセンターの処理機の故障にも繋がります。適切な分別と排出にご協力をお願いいたします。
検査日 令和2年8月27日(木曜日)
場所 日本製鉄(株)室蘭製鐵所
内容
1.破袋度調査(ごみ袋がどれくらい破かれているかを調査)
・破袋されていないごみ袋の数:18個(昨年度21個)
判定:B
2.品質検査(容器包装比率)
・問題ないもの 94.86%(昨年度86.46%)
・汚れが付着しているもの 2.69%(昨年度 7.75%)
・指定収集袋 0.94%(昨年度 2.37%)
・ペットボトルの混入 0.18%(昨年度 0.33%)
・他素材の混入 0.05%(昨年度 0.25%)
・プラスチック製品の混入 0.94%(昨年度 1.96%)
・その他の異物の混入 0.34%(昨年度 0.88%)
不適合物の合計 5.14%(昨年度 13.54%)
判定:A
3.危険品
・カミソリの替え刃(昨年度:・ガラス片、乾電池、カミソリ、ペン型インシュリン注射器)
判定:D
プラスチック製容器包装品質検査 写真 [PDFファイル/765KB]
今回の検査を受けて、皆さんにお願いがあります。
・汚れているプラスチック製容器包装は、水で軽くすすいでから出してください。汚れがとれな
いものは燃やせるごみで出してください。
・プラマークのないものについては、燃やせるごみで出してください(フリーザバッグやシップ
のフィルムなど)。
・カミソリや電池、ガラスなどの危険品はプラスチックごみではありませんので、それぞれ分別
を守り、出してください。
来年度も分別率95%以上、危険品混入ゼロを目指しますので、市民の皆さんには引き続き、適切なごみの分別にご協力をいただきますよう、お願いいたします。