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施設のご案内:常設展示室
常設展示室のご案内
常設展示室では、美唄の歴史に関する資料を6つのコーナーに分けて展示しています。
1 美唄の自然と昔の人びと
うっ蒼たる原始林を背景に美唄に生息する動物のはく製や昆虫の標本、市内の峰延遺跡より出土した土器や石器類、化石を展示しています。
2 開拓のつちおと
松浦武四郎、ライマン、高畑利宜らの調査によって、美唄地帯が明らかにされ、埋蔵する石炭開発のために道路がくっ削され、美唄の黎明期が訪れます。その頃の様子をパネルやジオラマで展示しています。
3 開拓と農業の発達
1890(明治23)年に沼貝村が誕生し、屯田兵や農場・移民団体などの手により、未開原野の開墾が始まりました。屯田兵や土地改良に関する資料、開拓当時の農機具とその移り変わり、開拓者が暮らしていた開拓当時の住居(再現)などを展示しています。
4 炭鉱の開発と移りかわり
かつて美唄市を支えていた基幹産業の炭鉱を再現しました。重量3.5トンの石炭柱や美唄鉄道終点の常盤台駅構内のジオラマも展示しています。模擬坑道に入れば明治・大正・昭和の採炭方法の移り変わりがわかります。
5 生活・文化・経済の歩み
大正時代の雑貨店を再現した「沼貝雑貨店」を中心に、明治・大正・昭和の街並みをしのぶ写真や、学校の移り変わり・生活用具・通信・防災に関する資料を展示しています。
6 美唄の現在と未来への展望
市内で製造される多くの製品と農・商・工業の写真が美唄市産業の現状を語りかけます。美唄の未来予想図をみんなで創造しましょう。