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平成26年度第18回経営会議の概要
平成27年3月17日(火曜日) 8時45分 市長会議室
1 開会
2 議事
(1) 平成27年第1回市議会定例会に付議する案件について
【追加】
(会議資料に基づき説明)[PDFファイル/27KB]
【副市長】 美唄市受動喫煙防止対策条例の制定について、びばいヘルシーライフ21には、受動喫煙防止に関する内容や通学路における禁煙条例などについて盛り込まれており、市民への周知もしてきたところである。昨年12月にはガイドラインを策定して、更に周知に努めようとしたが、現時点で市民への周知の徹底がされていないことは事実である。市としては、条例という形で明文化したいということで、条例の素案をつくり、これについては、パブリック・コメントも行い、昨日終了し、意見を集計したところである。内容としては、全体で518名から意見があり、賛成意見は462件、反対意見は66件ということで、賛成が圧倒多数となった。また、昨日、議会と市長あてに署名の提出があった。全部で616件、うち美唄で591件の署名がなされたものである。署名は「条例の制定に強く反対し、市民意見を反映した慎重な検討を求める」とする内容で、パブリック・コメントの賛成意見数を上回る反対署名数ということで、今後の対応は慎重にしていかなければならないと考える。
【市長】 条例の制定に関する手続の問題で、びばいヘルシーライフ21は市民の様々な意見をいただき、パブリック・コメントをとって策定されたものである。こうした中、条例として明文化したいということで、昨年12月に行政主導でガイドラインを作成したところである。条例は、罰則もなく拘束力のない精神条例である。当然、吸う人の権利も守らなければならないことは前提であったが、拙速な条例の制定はどうかということで、市民の署名の重さも受け止めなければならないと考える。パブリック・コメントについても、過去にこれだけ多くの意見をいただいたことはないと思われる。私としては、これから慎重に協議・検討していきたいと考えており、本日は、提案に向けての経営会議とはならないことをご理解いただきたいと思う。
【副市長】 この件については、いろいろな意見があって、整理もしなければならないが、できるだけ早く方向性を出したいので、この場では結論を出せないが、了承をいただきたいと思う。