本文
平成26年度第2回経営会議の概要
平成26年4月23日(水曜日) 9時00分
市長会議室
1 開会
2 議事
(1) 平成26年度各部運営方針
総務部・市民部に対する質疑応答
【市長】
- 生ごみの堆肥化の関係で発注準備をしているが、人口が減って、排出量が減る中、南美唄の処理場の埋め立てたごみなどの取扱いについては、将来的に政策的な議論や判断が必要ではないか。
- 税のコンビニ収納について、本年度はどういった検討をするのか。
【市民部長】
- 南美唄の処分場の年間の借地料は、このまま支払っていくより、土地を取得してしまった方が安上がりになるのではという話もありますので、方針を決めていかなければならないと思う。
- 税のコンビニ収納については、手数料の負担の問題があり、収納率向上のためにどれだけ効果があるのかなど、引き続き検討したい。
【副市長】
- 本年度は、市役所庁舎の火災訓練を実施していただきたい。
- 空き家条例を制定したので、空き家の解体に対する補助金制度について検討してほしい。
- 財政運営の方針を策定する件は、平成27年度に財政健全化が終了した後、市民の負担や職員の給与を戻すなど、こうしたことをすべて含めて推計するということか。
【総務部長】
そういったことをすべて含めて推計して、年度内に策定する
保健福祉部・経済部に対する質疑応答
【市長】
- 地域医療の関係で、市民向けのセミナーや講演会などの取組みは考えていないのか。
- 市民に身近な医療セミナーなど、ソフト事業は行っていった方がいいのではないか。
- 恵風園と恵祥園の賞味期限切れの食品を使った問題、入所者の食事対応のその後は。
【保健福祉部理事】
セミナーあるいは講演会は、今年できれば1回やりたいと考えている。
【恵風園長】
以前は、ご飯を焦がしたとか、そういう報告は上がってこなかったが、今はそれを全部ペーパーとして報告をあげてもらって、みんなで見て、改善について意思統一、情報共有でやっている。新年度に入ってからミスは聞いていない。
【市長】
- 経済部の関係だが、国がアベノミクスの中で目玉としている6次化の関係が触れられていない。
- 生産者の収益をしっかりと上げ、農業所得を倍増しようという国の考え方のメインが6次化なので、生産者に対し情報の提供を進めて、経済部の中で連携を図りながら進めていただきたい。
- アンテナショップの市としての関わり方について、アンテナショップは、美唄市の観光や特産品を販売する中心となる施設であることから、見直しや、てこ入れなど、その活用や支援について整理しなくてはならない時期に来ていると思う。
【経済部理事】
アンテナショップについては、1年間は今の場所で経営立て直しを含めて様子を見て、2年目以降に対策を考えていきたいと思う。事務局(市)の方から経営改善に繋がるようなアドバイスもしっかりとしていきたいと思う。
〈都市整備部・教育委員会に対する質疑応答〉
【市長】
- 美工跡地の関係、今後の活用について検討を進めていただきたい。
- 桂沢の水道企業団については、将来的な美唄市のダムの在り方だとか、浄水場の在り方だとか、給水の在り方も含めて、全体の議論ができる場を設けて行かなければならないと思う。美唄市の水、ライフラインに関する大きな問題である。
- 除排雪の関係で、除排雪は、民間に委託をということで話しを検討されてきたが、その後の議論の進展は。
【都市整備部長】
除排雪体制については、今年度は時間をかけて、除排雪体制の見直しについて各団体・業界と打合せをしながら、どういう形がいいのか検討を進めたいと考えている。
【市長】
- 教育委員会制度が変わると教育委員の在り方も変わると思うが、教育委員の任期のスタートの考え方が自治体ごとに違うということを聞いている。
- 市長の権限というか、責任というものも随分と変わってくる。どういったものが美 唄のまちに合うのか、検討して整理していかなければならないと思う。
- 小学校1年生に上がったときの子どもの成長の率が保育と幼育で違いが生じ、この格差をなくすことが学力や体育の向上に繋がるという話を聞いたが、格差を生じないようにする対応策は、教育委員会として何かあるのか。
- 美工跡地の体育センターのトイレや水回りは、簡易なもので対応していると聞いているが、将来的にはどうすべきか。
【教育部長】
- 教育委員会制度については、法案の趣旨から言って、現行制度からすぐに改革案に移行するのではなく、現行の任期が満了した時点で、逐次移行していくことで考えている。教育委員さんの意向も伺いながら検討していきたい。
- 幼保の関係は、幼稚園教育振興計画の中で、幼稚園と保育園の先生方の合同研修を 進めたり、日常の保育サービスや教育のお互いの内容をみながらレベルアップできるような情報交換の場を作っていきたいと考えている。
- 美工跡地の体育センターには、トイレと事務スペースがないので、早急に整備する ことで道教委と話を進めて行きたい。
【副市長】
東京パラリンピックの誘致の関係、プロジェクトチームが必要かどうか含めて、全 庁的な取り組みとして、誘致が可能かどうかの情報収集をお願いしたい。
病院事務局・消防本部に対する質疑応答
【市長】
町内会や老人クラブを訪問すると、救急は市立病院にすべて運ばれるのかということをよく質問されるので、疾病の状況や患者さんの状況によっては、砂川や岩見沢に搬送することも有り得ることを、全体的にメロディで詳しく、わかりやすく周知してあげた方がいいのかなと思う。
【病院事務局長】
救急の周知については、以前に行っているが、わかりやすくフロー図などをつけて 再度周知してあげればいいのかなと思う。
(2) 報告案件
- ア 各部月例報告(業務執行状況、イベント結果、事件等状況、苦情・要望)
会議資料に基づき説明)[PDFファイル/179KB] - イ その他
美唄市地域医療再構築プランについて
(会議資料に基づき説明)[PDFファイル/827KB]
(3) その他
【総務部長】 情報の共有ということで、スクールバスの車検切れがございました。平成25年11月5日から平成26年4月4日まで155日間のうち86日間、無車検のまま運行していたということで、車検が満了していたのに気付かないでいたということでございます。車両整備の契約管財課、運行管理の教育委員会学務課、そして、運行を受託している美自校、これら3者において気付かないまま長期間運行していたという事実が判明しましたので、警察と運輸局の方に報告をしてございます。再発防止のためにも、明日の2時にマスコミに公表いたします。また、教育委員会は父母にお詫びの文書等を配布する予定となっています。それぞれ思い込みだとか仕事をまかせきりとかそういうようなこともあり、事務的なミスが出てしまったということです。チェック体制が必要という部分がありますので、再度それぞれの職場においては、仕組みが取れているかどうか、確認をいただければと思いますので、よろしくお願いします。
3 閉会
【市長】 それぞれの部から、平成26年度の運営方針の説明がありましたが、その事業によっては、関係する他の所管が出てくると思いますけども、十分に連携を図っていくことが大事だと思います。今、総務部長から話がありましたが、確認や報告、相談といったことが欠如したことから、事件に繋がっていくというようなケースが見受けられますので、今一度、部の中で確認作業を行っていただきたい。今までがこうだからということではなく、もう一度見直しをしていただければと思います。平成26年度の各部の運営方針が決まって、これに基づいて事業が進んでいくと思います。先ほども申し上げましたが、情報はなるべく共有しながら発信できるものは、市民にどんどん発信していく、そしてスピーディーな対応を図る。市民目線と地域目線ということが、常に大事でございます。現場主義を基本とした協働のまちづくりを行政が一体となって進めていけば、大きな行政の課題解決に結びついていくかと思いますので、チーム美唄市役所というような位置づけの中で、一緒に平成26年度の事業を推進していきたいと思っておりますので、ご協力をお願いします。