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実施設計委託業務の契約解除に伴う損害賠償額の決定について

記事ID:0000640 更新日:2020年12月16日更新
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 市では、平成28年度に策定した「市立美唄病院・保健福祉総合施設 基本構想・基本計画」に基づき、市立美唄病院等改築の事業を進めておりましたが、「市立美唄病院等改築実施設計委託契約」を解除することとし、昨年12月の令和元年第4回市議会定例会に契約解除に伴う「損害賠償の額決定の件」および関連の補正予算案を提出し、提案のとおり議決されました。
 現在、契約解除に伴う国および北海道との事務的な手続き等を進めるとともに、一日も早い市立美唄病院改築に向け市役所内と病院内に検討会議を設置し、新たな「基本構想・基本計画」策定に向けた作業を進めております。
 今後におきましては、市民参加による市民委員会を設置し、広く市民の意見を反映しながら取り組みを進めてまいります。
 この度は、契約締結から今日までの経過および損害賠償の額等について、次の通りご報告申し上げます。

1.これまでの経過について

(1)委託契約の締結

 平成31年1月28日 (株)北海道日建設計(以下「受注者」という。)と「市立美唄病院等改築実施設計委託」(以下「委託」という。)契約を締結。(契約金額:6,442万4,000円、委託期間:平成31年1月29日~9月30日)

(2)委託業務の一時中止

 令和元年5月14日 第3回市議会臨時会において、前市長が委託業務の一時中止の意向を市政報告(表明)。
 令和元年5月14日 市から受注者へ委託業務の一時中止を通知。

一時中止の理由

 建設費の高騰や人口の急激な減少が見込まれ、施設の規模の縮小を再検討する必要があるため。

(3)委託契約の解除

 令和元年9月5日 第3回市議会定例会において、現市長が契約の解除の意向を市政報告(表明)。

委託契約の解除の理由

 事業の見直しにより、再検討する必要があるため。
 令和元年9月25日 契約条項に基づき、市から受注者へ委託契約の解除を通知。
 令和元年9月30日 契約条項に基づき、受注者への損害賠償の額の算定を受注者と協議。

2. 損害賠償の額について

 令和元年10月1日 協議に基づき損害賠償の額について、発注者(市)・受注者双方合意し確認書を取り交わす。

損害賠償の額

 委託期間までの業務に照応する報酬相当額2,675万2,680円とし、支払い額については、損害賠償の額から平成30年度の前払い金支払い済額を控除した額と合意。

3. 第4回市議会へ提案し議決された内容について

  1. 損害賠償の額の決定 2,675万2,680円
  2. 関連補正予算(予算額は千円単位)
  • 損害賠償の支払い(決定額から前払い金を差し引いたもの) 15,081千円
    ( 内訳一般会計 109千円、市立美唄病院事業会計 14,972千円)
  • 国庫補助金の返還(基本・実施設計および地盤調査分、市立美唄病院事業会計) 17,256千円
  • 起債(借入金)の繰上償還 (実施設計の前払い分、市立美唄病院事業会計) 5,985千円
    合計 38,322千円