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美唄市立地適正化計画について
立地適正化計画とは
平成26年8月に「立地適正化計画」が制度化され、都市計画法を中心とした従来の土地利用の計画に加えて、居住機能や都市機能の誘導により、コンパクトシティ形成に向けた取組みを推進しようとするものです。
立地適正化計画策定の目的
本市においては、かつての炭鉱産業から一転し、農工一体の産業構造を目指したまちづくりを進めるために、将来の都市像を定め予測しながら、土地利用規制やインフラ整備により都市を持続してきました。
しかし、その後の人口減少や少子高齢化、車社会の進展による中心部における消費の低迷といった中心市街地の空洞化等により、都市構造そのものを見直さなければならない局面を迎えています。
特に、中心市街地の空洞化は、まちの賑わいや活気が損なわれるだけではなく、商店街の消費にも影響を与えるため、市内経済そのものの活性化への大きな課題となっています。
こうした背景のもと、これからのまちづくりとして、本市に必要な都市機能と公共サービスを集約させ、地域の活性化と生活利便性の向上及び経営コストの効率化を図りながら、少ない人口であっても市民生活の満足度が高められるような「賑わいを創出」した「魅力あるコンパクトなまちづくり」を目指すため「美唄市コンパクトシティ構想」を平成28年度から平成29年度までの2ヵ年で策定しました。
今後は、美唄市コンパクトシティ構想を基本に、居住機能や都市機能の誘導のほか、これまで都市計画において位置付けられなかった医療、福祉、介護、文化等の公共施設の集約化を明確にすることで、多くの市民に対して、まちの中心部への居住誘導を促し、将来にわたり1つの都市として持続可能となるまちづくりを進めるために「美唄市立地適正化計画」を策定するものです。
美唄市立地適正化計画策定委員会
立地適正化計画の策定にあたり、公募による市民10名と市の関係課の職員6名で構成する策定委員会を平成30年6月に設置し、計画策定に係る協議事項について、これまで6回の会議を開催しております。この会議の中で委員の皆さまから出ました主なご意見等は次のとおりとなっております。
市民アンケート調査
立地適正化計画の策定にあたり、多くの市民の皆さまのご意見・ご意向を反映させるために、現状に対する満足度や今後のまちづくりに関するアンケート調査を実施しました。アンケート調査にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。