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冷熱エネルギー導入事例
記事ID:0000418
更新日:2020年12月16日更新
雪蔵工房
JAびばいでは、米用の倉庫「雪蔵工房」などに雪冷熱を使用しています。
この「雪蔵工房」は実に3600tもの雪を貯蔵できる設備を備え、4つの倉庫に冷気を送れるようになっています。雪を利用した冷風は、電気冷房設備と異なり、適度な湿度を保てるため、農作物の保存に適しています。雪を利用することにより、倉庫内は5℃まで下げることができますが、作物に合わせ、冷気を外気と混ぜ、適切な温度を作り出しています。
雪は、周辺の土地から集め、3月頃貯蔵庫に入れ、9月頃まで使用されます。 設備そのものを雪山と捉え、この「雪蔵工房」だけではなく、他の倉庫へも雪を搬出して使用しています。また、雪を入れない時期には、雪貯蔵庫も米倉庫として利用し、施設を無駄なく使用することで、コスト削減に繋げています。
その他導入事例
市内の賃貸マンション
冷水環式により夏は涼しく、冬は温水に変えて暖房しています。
ケアハウス・ハーモニー
こちらの老人福祉施設は、全空気循環式により、雪が埃や匂いを吸着するため、クリーンな環境が保てます。
コミュニティホーム美唄
水空気併用循環式を導入している介護老人保健施設です。雪と水、両方のエネルギーを活用しています。