報告を書き上げて
 もう10年にもなる前から、こうしたレポートを纏めてみたいと原稿を準備してきた。しかし、毎年の雁見シーズンがめぐり来るたびに、その年の分の記録を付け加えて追加修正していく。したがって、いつまで経っても原稿が増えるだけで、発行するにいたらなかった。この度、秋季の観察が10年を経たという節目を迎えたので、一応の区切りをつけてこの小冊子を世間に届けることにした。
 本冊子の本体は、沼に飛来する水鳥の観察記録であるが、巻末に特別付録として、宮島沼での植物相の変遷の一端を紹介して付け足した。1960年代の調査記録に、1996年での観察を追加した。不充分さは否めないだろうが、歩いて確かめた筆者の記録として宮島沼を知る一端に加えたい
 本報告出版にあたり、労を執って頂いた美唄市企画財政部財政課長の坂東知文氏及び林信孝企画課長補佐に感謝申し上げる。
 大規模なマガンの渡り中継集結地として、宮島沼は世界的にも有名にはなってきたが、現時点では法的に何らの保護施策も受けていない場所である。雁たちが春と秋、地元の人々に暖かく迎え入れられて、いついつまでも安心して暮らせるような宮島沼であることを願い、この報告を結びたい。
   1998年6月                            著者


  著者略歴  
1932年

1952年
所属


著書
福岡県で出生
福岡第一師範学校~福岡学芸大学
中学校教員(主に美唄市立各校)
宮島沼の会  代表
日本雁を保護する会
北海道自然保護協会
美唄湿原の花   ライラック書房
雁の郷 宮島沼  HTBまめほん
美唄の魚貝/美唄の菱  カラーリーフレット 自費発行 


1998年 月 印刷・発行     
宮島沼レポート
 表とグラフで見る宮島沼の水鳥
著 者   草 野 貞 弘
発 行   美唄市 企画財政部
印 刷   岸山印刷株式会社
[無断転載を禁じます]
北海道美唄市東1条南1丁目1-29
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