(10) 沼開けの日一覧
      《沼開け》
 沼の氷が融けて、全面が水面に変化した日の朝を
『沼開け日』と定義した。実際には、その前日の日中に
は大部分の氷が割れて、風があれば沼面には波が立っ
ていることになる。 4・5年前から、沼開けを待ち
切れないマガンや白鳥が、沼の氷上で夜を過ごすよう
になってきた。しかし、餌場が開かない年ではこの現
象は観察されない。 宮島沼の氷が未だ固く、周りの
餌場も開いていないような年では、鳥たちはウトナイ湖
方面に長居することになる。または、近隣の餌場を探
し尋ねて少し北方の袋地沼や茶志内沼を一時的ねぐら
に使うが、宮島沼が開くと数日のタイムラグで全部が
まってくる。 世間で、地球温暖化と呼んでいる現象
が沼開けにも現れているのかも知れないが、90年代
に入って早い沼開けが顕著になってきたような傾向
窺える。 1998年の沼開けは、4月7日であっ
た。日高の静内川では、オオヒシクイやマガンが小数
ながら越冬するという記録まで生じた。これも、暖冬
傾向の影響なのだろうか?
 (11) 水鳥年度別飛来数
表7                   (日最大羽数←累計ではない)
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