図 1-7 マガンの確認飛来数

 1975 年からの一連のマガンの飛来状況が示されているが、秋季では、調査が開始された1975 年から1988 年までは、概ね500 羽以下で少なく、特に着目できる変動の状況はないが、1989 年には飛来数が10000 羽に達してから急激な上昇が示され、以降、概ね10000 羽以上の飛来がみられるようになり、ほぼ経年的な飛来数の上昇が示されている。最新となる2000 年の記録では40080 羽が確認され、調査年中最大となっている。また、春季は、全体的な個体数増加のパターンは各年で差がみられたが、調査開始年の1975 年からほぼ経年的な伸びが示されている。この傾向は2000年まで一貫した傾向を示しつつも、1986 年、1999 年においては、それぞれ21835 羽、53200羽と飛来数急増の状況が顕著にあり、飛来数の2 つの大きな変動点がみられている。
マガンの滞在期間については、秋季は各年で差はあるものの概ね9 月下旬から10 月下旬までを、また春季では概ね4 月中旬から5 月初旬までをピークとし、どちらも一山型の増減状況を示している。

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