ナニワズ

草野貞弘(宮島沼)
ジンチョウゲ科
ナニワズ 


【草野先生のワンポイント講座】
まだ融けやらぬ残雪の下から、もう黄色の花を見せる小さな木です。沼辺の樹林下で、夏の間は葉を落として休み秋の声を聞く頃に新芽を伸ばすので、「夏坊主」の別名さえあり冬前に花芽をつけてます。

【その他の特徴】
・高さ50センチほどの、林内にはえる低木
・北海道と石川県以北の本州、千島とサハリン、カムチャツカなどに分布
・樹皮が丈夫で鬼をも縛れることから「エゾオニシバリ」ともいわれる
・9月頃に赤色の実が熟し始める
・花、樹皮、果実は有毒
・アイヌの人々は、木を煎じた汁を矢毒として用いた
・アイヌ語では、茎が丈夫なことや林の中を歩いていて足に引っかかるところから「ケトハシ(つっぱる木)」