ヤチダモ

ヤチダモの果実    草野貞弘(宮島沼)


草野貞弘(宮島沼)
モクセイ科
ヤチダモ 


【草野先生のワンポイント講座】
湿地でも生育するので、美唄地域の防風林の主要木にも使われています。雌の木と雄の木があり、観察センターの裏庭の数本の大木もこの樹です。材は堅くて家具や合板に、また弾力があるのでアオダモともどもバットをつくるのに適しています。

【その他の特徴】
・平地から山地のややしめった場所に生える落葉樹
・雄花は暗褐色、雌花は淡緑黄色で、葉が開く前に咲く
・北海道、本州(中部以北)、朝鮮半島に分布
・高さ30メートルにもなるため、森の守り神のフクロウが木の上で悪魔が近づくのを見張ったという、アイヌの言い伝えがある
・湿地(谷地)に生えて、曲げてもおれない、「撓(たわ)む」性質から、「ヤチダモ」となったという説も
・しかし、ハンノキほど水位の高い状態を好まない