ミコアイサ

写真:牛山克巳(イギリス)

写真:牛山克巳(イギリス)

写真:牛山克巳(宮島沼)
カモ目/カモ科
ミコアイサ
Smew

一見チョット怖いが、パンダガモの愛称で親しまれている小型のカモ。シベリアからスカンジナビア半島にかけての北方林で繁殖する。樹洞に営巣するため、同じく樹洞で営巣するホオジロガモと交雑することがある。サロベツで繁殖事例もあるが、その後国内の繁殖記録はない。中国や日本、ヨーロッパや中東などで越冬する。国内の越冬数は徐々に増えているようだ。

【生活】冬季は単独やつがいでいることが多いが、秋には小群で見かける。泳いでは潜って、あまりじっとしていない。沼周囲の植生の近くで、小魚のほかにも水性昆虫やエビなどの甲殻類をよく食べる。

【声】ほとんど鳴かないが、繁殖期のオスは低く「グルルルルル」と鳴くらしい。

【見分け方】オスの冬羽は一目瞭然。メスはハジロカイツブリやミミカイツブリに似るが、眼と頭の色で見分ける。オスのエクリプス羽はメスに酷似するが、目先の黒色味が薄く、背がより黒っぽく、白色のパッチが残ることで見分けられるかも。

【宮島沼での見頃】秋も終わりに近づく10月終わりに数十羽の群れを見ることができるが、オスはまだみなエクリプス羽。春は単独かつがいで一日いるかいないかで、少ないが珍しくはない。