オナガガモ

写真:牛山克巳(宮島沼・春)

写真:牛山克巳(宮島沼・春)

写真:牛山克巳(宮島沼・春)

写真:牛山克巳(宮島沼・秋)
カモ目/カモ科
オナガガモ
Northern Pintail

良く餌付き、最も身近で観察できる中型のスマートなカモ。餌付けされている場所ではものすごく密集する。北半球北部で広く繁殖し、温帯から熱帯で越冬する。

【生活】日中は宮島沼で休み、夜田んぼにでかけて採食する。昼間餌付いている個体も夜間は田んぼに出るようである。沼では水面に浮かぶ餌をぺちゃぺちゃ吸い込み、くちばしの内側についているくし状の突起でこしとって食べる。また、他のカモより長い首をいかして、逆立ちして沼底の食べものを探すことも多い。夜間も植物質中心の食物をとっている。

【声】オスは細く短く、笛のような”ピュルピュル”。メスは、”クワッ、クワッ”。また、メスはマガモのように”グワァー、グワッグワッ”と鳴くこともある。

【見分け方】冬羽のオスは一目瞭然。しかし、秋見かけるオスは、メスそっくりのエクリプス羽である。そこは、ツートーンカラーのくちばしと、灰色の肩羽で何とか見分ける。メスは、マガモメスなどに似ているかもしれないが、小顔でスマートな体形や全体的に上品なブラウンな体色などで見分ける。

【宮島沼での見頃】秋は9月終わりから10月いっぱい。特に10月中旬は数千羽にもなるが、この時期は餌付いてなく、遠くにいるのであまり目立たないかもしれない。春は雪解けから5月はじめまで数百羽の人慣れした個体が滞在する。