マガン飛来報告 2005秋!!

 ▼ 早まるマガンの南下
今年の秋、9月半ばから姿を見せ始めたマガンは、9月後半には数を増し、10月半ばには大半が南下してしまいました(グラフ上)。

ここ数年、マガンの飛来状況は同じような傾向をしめしています(グラフ中)。そこで、「秋のマガンの見頃は?」と聞かれると、「9月25日から10月15日」と答えています。

しかし、10年前と比べると、マガンが宮島沼に飛来する時期が劇的に早まっただけでなく、宮島沼に滞在する期間も短くなったようです(グラフ下)。この理由としては、地球温暖化とともに、生息地の環境変化が、マガンの生態に影響を及ぼしていると考えられます。

(*)データ提供:東京大学グースプロジェクト、草野貞弘さん
 ▼ カモ類とハクチョウの状況
秋は狩猟のシーズンなので、安全な宮島沼には多くのカモが集まってきます。今年はその数が特に多く、一万羽近くいることもありました。過去のデータをみると、なんとなく5年周期でカモの数が変動している気もしますが、どうでしょうか?
コハクチョウを初めて確認したのは10月8日。浜頓別町のHPによると、クッチャロ湖での初認は10月5日ということですので、ほとんど間をあけずに南下していることがわかります。オオハクチョウはそれより少し遅れての飛来となりました。
 ▼ 新たな標識マガン!!
宮島沼では、マガンの標識調査を行っています。青地に白文字で、アルファベットの「C」と2桁の数字が書いてある首輪標識は、今年宮島沼でつけたものです。もし見つけたら、ぜひご連絡ください!!

これら目撃情報は、マガンの生態を解明し、地球規模の気候変化や生息地の環境変化の影響を解析する重要なデータとして活用しています。
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