美唄市役所

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WDC(ホワイトデータセンター)構想

2015年9月4日

WDC=ホワイト・データセンターとは

 

ホワイトデータセンター 巨大な電力を必要とする「データセンター」の冷房に、美唄の「冷涼な外気」と「雪冷熱」を利用するデータセンターのことです。

 環境性能指標であるPUE値を1.2以下に抑え、CO2削減に大きく貢献します。

 データセンターが4~10月の外気温15℃以上で冷房が必要であると仮定すると、東京では4,541時間稼働することになりますが、美唄では2,567時間で済むことになります。稼働時間だけでも4割以上低減することが可能です。更に気温15℃以上の時間を雪冷房で行うことにより、冷房負荷は東京と比較しておよそ20分の1にまで低減することができるのです。

 データセンターの冷房負荷を1,000kwとします。夏季(15℃以上)を冷房するには約5万トンの雪山が必要です。必要な寸法(150×150m)を上の模型で示しています。雪山はサーバー室に比較すると大きいですが、これも分譲価格が安い空知団地であれば可能と考えます。必要な雪は道路の排雪を堆積するなど無償で確保することができます。

 真夏、雪山から毎日250トンもの冷たい(3℃)水が排出されます。またサーバー室から、30℃程度の温風を大量に得ることもできることから、冬期間の農業分野への利用も研究されています。「情報産業」と「農業」と「雪」が融合した、世界でも最もEcologyなデータセンターが現実に可能になるのです。

 

snow_wdc02.jpg 2010年8月、美唄市はコンピューのデータサーバーを、雪を使って冷却する世界初の実証実験を実施しました。
 実験は、美唄ハイテクセンター(BHC)の敷地内に約70トンの雪山を造成。雪山の下に廃棄物として処理に困っているホタテの貝殻を利用した透水性の高い路盤を敷設し、路盤の中に配管した冷却水をサーバー室に循環させて冷房に使用しました。
 この実験では、冷却水の温度は約8℃、これを1台のファンコイルユニットで約15~16℃の冷風に変え、広さ13m2のサーバー室を28℃前後に保っています。
 このシステムは、大量の冷水を効率よく供給できる仕組みで、大規模なデータセンターにも対応できるもので、究極の「環境にやさしい」仕組みです。

 地球環境問題への対応は先進国の使命であり、資源やエネルギーを効率よく利用する努力が求められています。
 2005年2月発効の京都議定書では、先進国の温室効果ガス排出量について、法的拘束力のある数値目標を各国ごとに設定(日本は6%削減)し、さらに、2007年5月に我が国が発表した「美しい星50(クールアース50)」において、「世界全体の排出量を現状から2050年までに半減」という長期目標を世界共通目標として提案しています。

 大量に電力を消費するデータセンターに自然エネルギーを活用することは、企業が温室効果ガス削減に最大限の努力をしていることを、美唄から世界に向けて、大きなインパクトとともに発信することになるでしょう。

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