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キヤリ保存会の活動について
美唄消防では、昭和四十九年の「消防出初式」から「木遣りと纏振り」を始めておりますが、それは江戸情緒豊かな木遣り唄にあわせた勇壮な纏振りの伝統芸を市民の皆さんに観ていただくもので、消防をアピールする大切な活動となっていました。
その後、昭和四十九年以前から長い間中断していた「はしご乗り」も復活しようとする気運が高まり、団員・職員有志が集まって、登梯の研究と練習を重ね、昭和五十五年からは市民の皆さんにその妙技を楽しんで頂いていたのですが、しっかりとした後援組織を整えていなかったこともあって、後継者がなかなか育たないと云う問題を抱え、活動自体が尻つぼみになるおそれが生まれてきました。
このような中、何とか「この伝統文化を末永く継承していこう。」との声が上がり、当時の大坪前団長を中心として、平成六年十一月に市民の防火思想の育成普及を図るとともに消防の発展に寄与することを目的として、木遣り・登梯・纏振りを活動内容として、団員と職員が会員となり、「美唄市消防団キヤリ保存会」が結成されました。
消防団員を中心とした保存会は、道内では三笠市に次いで2番目の結成となり、昭和四十九年の出初式に木遣りを始めてから二十年目にしての保存会の結成となりました。
しかし従来の纏は、重量が十五sもあったことから纏振りには重くて適さなかったため、軽い纏を作ることができるかが課題となっていました。
そこで、板金加工や木工技術を持った団員が集まって、纏の馬簾を振るときに「パチン、パチン」と小気味の良い音がするように「貝殻」の粉を混ぜた塗料を使うなどの試行錯誤の末、約六sの纏を作ることに成功したのです。
また、纏作りに要する費用については「美唄市消防団キヤリ保存会」設立の趣意に賛同していただいた方々からの浄財により十四本の纏を完成させることができました。
その後の平成九年に、キヤリ保存会に五張りの太鼓の寄贈を受けて、「美消太鼓」と命名するとともに演奏者を養成し、キヤリ保存会の活動に太鼓演奏を加え、消防関係行事のほか、多くの市民が楽しむ美唄の夏の風物「歌舞裸まつり」など数々のイベントに参加を続け、現在に至っています。
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| 美消太鼓 |
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